劇団速度は、2022年から名前を変え、レトロニムとして活動していきます。
最新情報
【スーパーリラックス vol.0】無料配布会
○ 10/1 (金) 13:00~16:00 ロームスクエア
○ 10/3 (日) 14:30~15:30 京都芸術センター
○ 10/17 (日) 11:30~12:30 , 15:00~17:00 ロームスクエア
○ 10/23 (土) 15:00~16:00 京都芸術センター
【エイリアン・ガジェットと散歩する】今後の予定
○ 10/6 (水) 10:00~ 京都市動物園
○ 10/8 (金) 11:00~ 梅小路公園
○ 10/9 (土) 15:30~ 出町柳デルタ
○ 10/10 (日) 10:00~ 大文字山
○ 10/20 (水) youtubeにて総集編を公開
各回、スーパーリラックスの配布もしていますので
お気軽にお声がけください。
[お知らせ]
パンフレット「スーパーリラックス」配布 & 街で遊ぼう !!
劇団速度は発足から5年を迎え、新たにレトロニムとして活動を展開していきます。
新展開を迎える準備号としてパンフレット「スーパーリラックス」の制作および配布を行うとともに、
京都市内各所路上で遊ぶ『エイリアン・ガジェットと散歩する』の展開を予定しています。
○「スーパーリラックス vol.0」
初回配布 2021年 10月 1日 13:00〜 @ロームスクエア (予定)
○『エイリアン・ガジェットと散歩する』 街に対して観客になる遊び
2021年9月17日(金) ~ 10月20日(水)
最新情報は劇団速度WEBページ、及びTwitterにて発表していきます。
Twitter @TheatreSOKUDO
カバー写真 photo by shimizu kana (twitter @room0703)
スーパーリラックス
劇団速度の誕生からこれまでを振り返り、そして新たな活動を展開していくためのレトロニム宣言を掲載します。
2020年10月1日(金) ~ 随時配布
[掲載内容]
・レトロニム宣言
・劇団速度 直接行動の記録 — 活動年表
・それぞれの速度 — 結成の経緯やメンバーについて
・実録アーティストインレジデンス 簡易版 — 朴建雄による城崎滞在記
・劇場から流出する — 『景観と風景、その光景(ランドスケープとしての字幕)』概説
・個室
野村眞人 — 「観客席について考える」ための漫才風
瀬戸沙門 — 「コンベックスの男 かいぼう図」
武内もも — 「枕元の漂着物」
・特別付録 — 瀬戸沙門の「肉ジオラマを作ろう」ペーパークラフト
[料金]
無料
[配布方法]
・手渡し
・喫茶店等、市内各種店舗に設置
・郵送(ゆうメール,着払い)
/《スーパーリラックス vol.0 無料設置場所》
・KEX ミーティングポイント(屋台パンフレットコーナー)
・京都芸術センター 情報コーナー
・京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA
・KYOTOGRAPHIE インフォメーションセンター
・喫茶泉輪 店内
・古書へリング 店内
・出町座 カフェカウンター
・ArtTheater dB Kobe
・喫茶インペリアル
・アンデパンダン
・楽園酒屋アンナチュラル
・左京東部いきいき市民活動センター
・左京西部いきいき市民活動センター
など、続々増設中!
《郵送申し込みについて》
「スーパーリラックス vol.0」を郵送にてお届け致します。
[方法] ゆうメール 着払い
[着払い料金] ○1冊=180円 ○2冊同封=215円
※おひとりさま最大2部まで
郵送ご希望の方は以下のフォームからお申し込みください。
エイリアン・ガジェットと散歩する
街に対して観客になる遊び
2021年9月17日(金) ~ 10月20日(水)
2020年3月に制作した映像作品『景観と風景、その光景(ランドスケープとしての字幕)』をベースに、ポータブル字幕再生装置、通称「エイリアン・ガジェット」(※)を引き連れて、京都市内のいろんな場所に出没します。
(※)「街にとって想定外の他者になるための気の利いた小物」のこと
表示される字幕を通して街を眺めたり、街の人のふりをしたりしてみます。遊びにくるのも良し、不意に通りがかるのも良しです!その様子はTwitterなどで公開しますので、映像で見ても良しです!
10月末には、メンバーによる副音声付き総集編をyoutubeにて公開予定。
[日時・場所]
2021年9月17日〜10月20日のうち、計7日間行います。
詳細は劇団速度WEB・Twitterにて随時発表していきます。
[発表]
撮影した映像はTwitter・インスタグラムにて随時公開
twitter @TheatreSOKUDO
instagram sokudo_n_s_t
[参考]
『景観と風景、その光景(ランドスケープとしての字幕)』
2020.03
パンフレット配置場所や散歩の軌跡をマッピングしました
アーカイブ
散歩や配布会などの記録
エイリアン・ガジェットと散歩する
taking a walk with an Alien Gadget
9/17 エイリアン・ガジェットと散歩する #1
9/19 エイリアン・ガジェットと散歩する #2
9/26 エイリアン・ガジェットと散歩する #3
10/6 エイリアン・ガジェットと散歩する #4
10/9 エイリアン・ガジェットと散歩する #5
10/10 エイリアン・ガジェットと散歩する #6
総集編
〜総集編を終えて〜
野村:こんな感じで見通してみましたけど、2022年から新しくレトロニムになっていくっていうことの準備として、こういう動画をたくさん紹介できて、振り返ることもできて、イベントをしながらミーティングを重ねて、徐々に次のステップの輪郭と言うか、そういうのが見えてくるようなイベントだったんじゃないかなと思ってます。お二人は総集編についてどうでしょうか。
武内:これが、もしかしたらどの町でもできる一連の行為だったような、そういうように見ることもできて、そこからさらに踏み込んでいくためには、町とか、そこに住む人とか、そういうことももっとできたらいいな。だから、町だったり、人だったり、あまり概念的になっていかずに、今のこの町ってどういうことなんだろうって、そういうことができたらいいなって、通して思えたかな。
瀬戸:目のまえで起こっていることとか、今目の前に広がる光景と関係していくのが、好きなんだなって思いました。
武内:そうだね、ほんとそうだね(笑)
瀬戸:それ以上言えないんですけど(笑)
武内:なんか、そう考えると大文字って諦めが良すぎるね、なんていうんだろうな、もちろんいいんだけど。
瀬戸:それはそうですね。もう関わることが絶対できないから、だから映り込むっていう選択肢を持たなかったのはそういうことなのかなと。別に良し悪しとかじゃなく、それを今の状況に素直に、というか、それを一番上に持ってこないで関わるっていうことで、カメラの位置との関係も良かったのかなって、プレーヤー側としては。だから目の前の人と関わりたいっていうことがわかってよかったなって。
武内:実際にやってる時と、それを映像に収める時とでだいぶ違うっていうのはあるよね。
瀬戸:ランドスケープの時には、やっちゃってんなーっていうのがあって、そういうのが気がかりだったんですけど、俳優が字幕に対して、町のなかで想定される行為以上の強度を持ったパフォーマンスをしてしまった時、よくない意味で、気にしてた部分があったかなっていうのはあるんですけど、それも加味した上で今回、エイリアン・ガジェットと映像に映り込むっていう時には、町の強度を見ながらちょっと越えたことをしてみようかなっていうのが、試みとしてできるのではないかとか、それは自分の実感で町を捉え始めてるのかなとか、そんな気がして。振り返りで第1回から6回まで通してみて、今自分がそういう方向にあるっていうことが自覚できて、よかったですね。まとめにはなってないですけど。
武内:いやいや、いいまとめでした。最後になんかあったら。
野村:思ったことはいっぱいあるね。それがなんなんだろうなって、一つは言葉が、字幕となることで、普段は言葉とかって、文字で読んだり声で聞いたり話したりするんだけど、それが読むものでも、聴くものでもなくて、見るものとして町の中に置かれているっていうシンプルな一手によって、視点とか、どこから何を見ているのかっていうような、物事の見方というか、受け入れに行く、みたいな能動的な姿勢がどんどん攪拌される、そういう部分は今回も相変わらずある。だからそれはもうできることなんだなと思ったんだよね。だからそういうことをしたいならできるしやればいいことになったというか。それは一つ大きかった。反面、言葉の質とか並べ方とか、誰が字幕を出してるのかとか、そのあたりに対する感度はまだ上げられるなって。ももちゃんはより町とか、その町に住んでるからこその何か、普遍的な町を相手にするんじゃなくてこの町っていう———
武内:なんか、今、っていうこと。やっぱ字幕の秒数が決まってて、それがぱっぱって変わっていくだけだとね。そこのリアルタイム感をこっちで試せたら、もっと違う景色が見えるのではないかと思った。
野村:そういうことだったのか。ちょっと誤解してた。それは今回できなかったね、字幕を手動で送るとか、その場で書くとか、字幕の出し方でもうちょっとその場に介入するというか。今、そこがすごい切れてるから、その人と町の関係性みたいなのがもっとぎゅっとなってくるといいなって、そう思います。
武内:そうだね。個人的には、同じ場所をずっと撮るとかやってもいいのかもしれないと思った。同じ風景をずっととるみたいな。そこだけに絞って何回も撮るとかやっていくと、もっとこの表現のコアみたいなものが見えるかもしれないって思いましたね、だからもっとやりたいね。
ー終ー