Photo by shimizu kana

レトロニム RETRONYM

 

俳優の瀬戸沙門、陶芸を素材として扱う武内もも、演出家の野村眞人からなる京都のアート・コレクティブ。

2022年に劇団速度から名称を変更。「人とその周辺」にあるコンテンポラリーな物事や出来事をマテリアルに、

それぞれの視点を通して生まれる面白がり方を、遊び心ある方法やオブジェクトによって共有することを目指す。

野村眞人 Masato Nomura

演出家。あるメディアをべつのメディアにずらすための制度を演劇だと考え作品を制作。「死」を演劇において扱い切ること、演劇において新たな「葬式」を創出することがコンセプト。

こまばアゴラ演出家コンクール2018最終上演審査選出、利賀演劇人コンクール2018観客賞、優秀演出家賞受賞。大森靖子ファンクラブ会員。

また、村川拓也「Fools Speak While Wise Men Listen」(2016),庭劇団ペニノ「ダークマスター」(2016,2017)「笑顔の砦」(2018,2019)

などに出演。

 

HP
https://mstnmrworks.tumblr.com/

武内もも Momo Takeuchi

 

陶芸を拠点とし、「人とその周辺」をテーマに、モノ/空間/時間 を制作している。

陶芸の制作過程や、素材自体を用いて立体作品のみならず、ワークショップ・パフォーマンス・舞台美術へと展開していく点が特徴的。

2015年ベチパー+村上拓也「人形の家」の出演を期に演劇活動を開始。2016年からレトロニム(元・劇団速度)として活動。

瀬戸沙門 Samon Seto

 

劇団速度に所属。俳優・ダンサーとして活動中。出演する作品毎にその上演における自身の実感と、観客から「見える」ことへの最適化の境界線を模索している。主な出演歴:維新派「アマハラ」(2016/ 踊りに行くぜⅡ vol.7 山下残 振付作品「左京区民族舞踊」(2017/ 劇団速度「蛍光灯の修辞学」(2017/ off-nibroll 「春夏秋冬」(2018)  / など。