野村眞人 上演作品『吉日再会』

吉日再会

本作は、利用者の私宅という各個別の場所で行う対話を中心とする精神科訪問看護の仕事を手がかりに、あなたとわたしという目の前の誰かとの関係の端緒について見つめ、そして親と子という最初の関係性についての現実的な上演を試みるものです。

 

出演するのは、精神科訪問看護師として長年にわたり働いてきた父親と、その息子である俳優の2名です。

 

2020年に出会ったこの親子と時間をともにするうちに、わたし自身の家族や精神医療などへの関心が重なり、過ごした時間をそのまま上演作品として発表したいと思うようになりました。そして、大切な演劇となりました。

 

舞台上で行われることは、訪問看護師は俳優を相手に仕事を再現して見せ、そして息子は父を相手に自らの仕事を演じて見せること、ただそれだけです。

 

吉日再会という、父親が息子に宛てるメールの最後にいつも添える言葉を借り、タイトルとしたこのささやかな演劇を、ぜひ見にきてもらえると嬉しいです。

 

野村眞人


吉 日 再 会

構成・演出 野村眞人

出演    瀬戸沙門 瀬戸敏由紀

舞台監督  小林勇陽

協力    武内もも 豊山佳美

 

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◎日時

 

2024年 526 日(

 

 13:00 開演  ② 18:00 開演

 

※ 受付・開場は開演の20分前

 

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◎会場

大阪市立芸術創造館 大練習室 (3F)

 

住所:大阪市旭区中宮1-11-14

HP:https://www.geijutsusozokan.jp/

TEL:06-6955-1066

 

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◎料金

一律 2000 円 ※ 当日現金精算のみ

 

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◎上演時間

約 80 分(予定) 

 

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◎大阪市立芸術創造館へのアクセス

Google MAPはこちら

 

■Osaka Metro 谷町線「千林大宮」駅下車 4番出口より南西へ徒歩10分

■京阪本線「森小路」駅下車 西出口より西へ徒歩10分

■JRおおさか東線「城北公園通」駅下車 東口より東へ徒歩15分

■大阪駅前より大阪シティバス 83号系統「花博記念公園北口」行

 または 78号系統「守口車庫前」行 約30分「旭区役所」下車すぐ

 

地下駐車場33台収容

2時間まで…30分ごとに100
2
時間~4時間…600
4
時間以上…1000
※身体障がい者手帳/精神障がい者保健福祉手帳/療育手帳のいずれかの交付を受けている方が運転する車両または同乗する車両は、当施設の開館時間内に限り無料になります。
なお、無料手続の際には、芸術創造館窓口へ手帳を提示してください。

 

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◎プロフィール

 

野村眞人(のむらまさと)

 

演出家。レトロニムのメンバー。京都を拠点に、演劇作品を劇場内外で制作・発表いている。人・場所・環境の現実的な関係に演劇を引用し、アクチュアルなフィクションに再構築する。主な作品には『景観と風景、その光景(ランドスケープとしての字幕)』(2020)、『ルーム・ダビング』(2020)、『わたしが観客であるとき』(2020)など。近年は、青森県津軽地方での墓にまつわるフィールドワークや、精神医療や高齢者福祉施設でのリサーチをベースとした作品・プロジェクトに取り組んでいる。また、俳優として村川拓也作品、庭劇団ペニノなどにも参加し、国内外での出演多数。利賀演劇人コンクール2018優秀演出家賞受賞。令和6年度文化庁新進芸術家研修制度採択。「部屋と演劇」のメンバーでもある。

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企画・製作:野村眞人

主催:レトロニム

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題字:瀬戸敏由紀
題字:瀬戸敏由紀

◎お問合せ

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